ケース1 頻発する乾燥機の風量エラーがダクト清掃で解消

2022.09.06

通常営業を続けていただきながら6時間で清掃点検を完了

<概況>

コンランドリーの店舗に導入されている洗濯乾燥機。
洗濯と乾燥が一回で完了するため、至極便利な機能として多くのお客さまから愛用されています。

雨天の日は自宅で洗濯だけを行い、コインランドリーで乾燥というライフスタイルでコインランドリー店を活用されているお客さまもいらっしゃるようです。

せっかく利便性の高い洗濯乾燥機をご利用いただいたにもかかわらず、乾燥機がエラーを起こしてお客さまにご迷惑をおかけしてしまった……。
このような事態は、絶対に避けたいトラブルではないでしょうか。

神奈川県内のコインランドリーA店は、オープンして10年以上。
多くの常連客をかかえ、地元に密着したコインランドリーとして利用されてきました。
しかし、最近になって、洗濯乾燥機のエラー表示が頻発するようになったとのこと。

センカク クリーンネス事業がA店のオーナー様からご依頼を受けてヒアリングを行ったところ、エラー表示が発生するのは「風量エラー」でした。

風量エラーの対処法としては、リントフィルタの清掃や排気管が詰まっていないかどうかの確認があります。

オーナー様によると、日常的な店内清掃は行っていたものの、オープンから10年以上、洗濯乾燥機の機器ならびにダクトの清掃を一度もしていないとのことでした。
そのため、風量エラーの主原因は、ダクトの未清掃にある可能性が高いと考えられる状況でした。

そこでオーナー様は、コインランドリー機器ならびにダクトの清掃を即決し、当社のクリーンネス事業へご依頼いただきました。

<機器内ならびにダクト清掃>

写真1のように、ランドリー機内の内部には、普段の清掃だけでは取り除くことができない汚れや埃が蓄積されます。
10年以上も機器内部の清掃・点検を行っていないとなると、経年劣化に加えて内部にたまった埃塊によるエラーの発生リスクが高まります。

写真1

ダクト内も同様で写真2のように未清掃の期間が続くと、大量の埃がたまってしまいます。
しかも、排気を一手に担っているダクトの埃塊を放置したままでいると、機器のトラブルのみならず排熱が妨げられることで延焼リスクの増大も懸念されます。

写真2

当社のクリーンネス事業では、プロが現場の状況に応じて専用の器具を用い、機器やダクトの分解・清掃を徹底的に、しかも迅速に行うのが強み。

オーナー様から依頼を受けた作業内容は、2段式乾燥機4台、洗濯乾燥機4台の計8台ならびにダクトの清掃・点検でした。
店舗は通常営業を続けていただきながら、清掃・点検にかかった時間は6時間で完了の運びとなりました。

<清掃・点検後の改善状況>

作業完了後、オーナー様にランドリー機器ならびにダクト内の状況を写真3と4でご覧なっていただいたところ、「あまりに汚れているので驚いた」とおっしゃっていました。

写真3

写真4

稼働年数だけではなく、お客さまの利用頻度が高ければ高いほど、機器やダクトの定期的なメンテナンスは重要になってきます。

オーナー様に清掃・点検後の状況をヒアリングした結果は、「エラーの発生頻度が目に見えて減った」と高評価をいただくことができました。
また、清掃・点検以前は、機器が稼働時に排出口から通りに埃塊が排出されることもあり、ずっと気になっていたとのこと。
もちろん清掃・点検後は埃塊が出ることもなくなったと喜んでいらっしゃいました。

センカク クリーンネス事業では今回のように機器やダクトの清掃のみならず、店舗内外の清掃や抗菌コーティングといったさまざまなサービスを用意。
A店のオーナー様も、「これを機に店内内装も一新したい」とコインランドリー事業をさらに前進させる意気込みを述べられていました。

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