ケース2 日常の清掃で対応できない排気ダクト内部の清掃

2022.09.06

お客さまから見えない箇所だからこそ埃塊のメンテナンスを実施

<概況>

コインランドリーの需要増にともない、市場の競争も激しくなっています。

近所に空き店舗ができたと思ったら、ほどなくコインランドリーが新設されて競合店が増えた──こんな経験をされたコインランドリーのオーナー様も多いのではないでしょうか。

こうした市場の競争激化を勝ち抜くため、オーナー様の多くはお客さまへの顧客満足度を高める様々な取り組みを行ってらっしゃいます。
そのひとつが、コインランドリー店内の定期的な清掃です。

あるアンケート調査によると、ユーザーがコインランドリー店を選択するうえで重要視するのが「清潔感」であることからも、店舗内清掃の徹底は大事というよりも、不可欠な要素といえるのではないでしょうか。

千葉県内のコインランドリーB店も、日頃から店舗内の清掃に注力されてきました。

そんなB店のオーナー様が気にされていたのが、排気ダクト内の汚れです。
コインランドリーを利用されるお客さまが、ダクト内を見ることはできません。しかし、ダクトに埃塊や汚れが蓄積したことが一因になり、乾燥機の不調につながることがあり得ます。

B店でも点検口からダクトの内部をのぞいて見たところ、排気出口のチャンバーボックスに大量の埃塊がたまっていて、オーナー様もどう対処しようかずっと迷われていたそうです。

チャンバーボックスとは、ダクト内の気流をスムーズにしたり、音を吸収して騒音を抑えたりするための重要な装置。しかし、ダクト内部やチャンバーボックスは日常的な清掃では対応することができません。

また、排気ダクト内に蓄積していた埃塊の影響によるものなのか、「洗濯物の乾燥に時間がかかる」といったクレームも寄せられるようになりました。
さらに、騒音や埃塊の排出に関して、近隣からも苦情も出るようになったといいます。

そこでB店のオーナー様は、以前から気になっていた排気ダクト内清掃の依頼先として、専門業者である当社のクリーンネス事業を選択されたとのことです。

<排気ダクト内の清掃>

点検口からB店の排気ダクト内部をのぞくと、写真1のように明らかな汚れや写真2のような大量の埃塊が確認できました。
経年使用による埃塊の蓄積が主な要因ではありますが、こうした汚れは日常的な清掃では対応できません。

写真1

写真2

排気ダクト内部の汚れは、乾燥機のエラーを引き起こす主な原因のひとつになりますので、専門業者による定期的な清掃が望ましいといえます。

その点、当社のクリーンネス事業は、数多くのコインランドリー様の排気ダクト内の清掃を受託した実績から、低コストならびに短時間での対応が可能となっています。

今回のB店についても、オーナー様の予算内で費用が収まり、作業時間も4時間程度と短時間で排気ダクト内の清掃を完了することができています。
しかも、通常営業を続けながらの作業であったため、オーナー様も驚いていらっしゃいました。

<清掃・点検後の改善状況>

作業後にB店のオーナー様に点検口から排気ダクト内をご確認いただいたところ、「埃塊や汚れがすっかりなくなり、明らかにキレイになった」と喜ばれていました。

また、オーナー様が特に気にされていたのが、店舗外にあるチャンバーボックスです。チャンバーボックスも見違えるようにキレイになり、「見栄えが良くなった」と清掃の仕上がりに満足しきりでした。

その後、お客さまからのクレームや、近隣からの苦情が激減したのはいうまでもありません。


しかし、日常の清掃作業で対応できないのは、排気ダクト内部だけではありません。
ご家庭の洗濯機や乾燥機もそうですが、使用頻度の多い機器であるだけに洗濯槽やドラムの裏側に汚れがたまってしまいます。
業務用のランドリー機器であれば、汚れの蓄積は一般家庭よりもなおさら進んでしまいます。
機器内部に汚れがたまることにより、お客さまの満足度を損なうばかりか、思いもしなかったクレームが寄せられるリスクも高まってきます。

B店のオーナー様も今回の排気ダクト内の清掃・点検をきっかけに、定期的なメンテナンスに取り組む意向を固めていらっしゃいました。

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