初心者のためのコインランドリーの使い方ガイド

コインランドリーではどのようなものが洗えるか
一人暮らしをすると、衣服などは自分で洗濯しなければなりません。自宅に洗濯機があればいいですが、洗濯物を干すのが面倒だったり、雨が降って洗濯できなかったりするときには、洗濯と乾燥が両方できるコインランドリーを活用すると良いです。初めて利用する場合、使い方に不安を感じる方もいるでしょうが、複雑な仕組みではないので気軽に利用してみてください。

コインランドリーのメリットは、いろいろなものが洗えるところです。Tシャツやズボン、下着、靴下のような普段着用衣類の洗濯はもちろん、自宅ではなかなか洗えないものにも対応しています。
例えば、毛布や布団、こたつ布団、カーペットや布団のカバーなどの面積が大きいものです。これらは、自宅の洗濯機では入りきらず、入ってもなかなか洗濯できません。しかしコインランドリーには、さまざまな大きさに対応できる洗濯機が設置されていますので、持ち込めば綺麗にできます。布団類は毎日使用するものなので、ダニなどが心配という方もいます。アレルギーのある方は特に心配でしょうが、定期的に持ち込んで洗濯すればダニ対策も十分行えます。
そのほかには、靴類が洗えるところもあります。ただし、布や丈夫な生地でできているスニーカー、スポーツシューズなどは適していますが、合皮やレザー素材のようなデリケート素材の靴は使用しない方が賢明です。
コインランドリーに持っていくものとかかる時間
初めてコインランドリーを利用する場合、何を持っていけばいいのか分からず不安に感じる人もいるでしょう。持ち物についても、それほど複雑ではありません。洗濯物と機械を動かすのに必要なお金を準備するだけですが、せっかく綺麗になった洗濯物を汚れ物が入っていたバックに戻すのに抵抗があるという方は、別に袋やカゴなどを用意しておくのがおすすめです。また、洗濯が可能なセーターやデリケートな素材の衣類、ほかの衣服と絡まることで痛む恐れがあるようなものは、洗濯用のネットに入れて洗うと、痛むのを防げます。
料金は100円単位のものが大半ですから、小銭を準備しておく必要がありますが、両替機や自販機などが設置されているところも散見されます。両替機があれば、わざわざどこかでお金を崩しておく必要はありませんので便利です。
コインランドリーで洗濯する際に必要なものの一つとして、洗剤を使用する使い方を思い浮かべる人も多くいます。しかし、近年のコインランドリーを見てみると、金額を入れると自動的に洗剤も投入されるモデルが主流になっています。このような機種のあるところであれば、自分で洗剤を持っていく必要がありません。ただし一部洗剤が必要なモデルを設置している店舗もあります。古い機種や縦型洗濯機の場合、洗剤が投入されないケースも少なくありません。もし心配であれば、1回分の洗剤を持っていきましょう。もし、洗剤が投入されないタイプの機械しか空いてなく、洗剤をもってくいるのを忘れてしまったら、店内に洗剤の自動販売機が設置されていないか確認してみましょう。こちらで買い求めれば、問題なく洗濯できます。
コインランドリーに行ったとき、洗濯物が洗い終わるまでどのくらいかかるか気になる人もいます。これは洗濯物の量によって変わります。一人暮らし、3日間分とすると大体5キロぐらいが目安です。この量の場合だと洗濯と乾燥にそれぞれ30分、合計1時間を目安とみておきましょう。
基本的な使い方の流れを紹介
コインランドリーに初めて行ったとき、使い方が分からずオロオロしたくないという人もいるでしょう。しかし使い方は決して難しくはなく、どの機種でも使い方はほとんど一緒です。

まず洗濯物を空いている洗濯機に入れます。たまにオフになっていても中を見ると洗い物が残っている場合もありますので、注意しましょう。洗濯物を入れたら、必要な金額を投入して、あとはスタートボタンを押すだけで、あとは仕上がりを待つだけです。洗濯中は、必ずしも使用している洗濯機の前で待機しなければならないということはありません。買い物へ出かけてもいいですし、洗濯機の前で本を読むのでも構いません。
洗濯物が洗い終わったら、乾燥機に洋服を移します。あとは洗濯機の使い方とほぼ一緒です。洗濯物を全部入れたら、ふたをして料金を入れてスタートボタンを押します。コインランドリーの乾燥機はパワーが強いため、一般的な衣類であれば20分から30分程度経過すれば乾きます。乾燥機がストップしたら中の洋服を取り出して、あらかじめ準備していた袋やバッグに入れて、店を出るだけです。
コインランドリーで多いのが、洗濯機や乾燥機の中に自分の衣類を残してしまうケースです。特に靴下やパンツのような小物がサイドに張り付いていて、見えずに取り出し忘れるケースが少なからず見られます。身を乗り出して残り物がないか確認をした方がいいです。