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コインランドリーの人件費はかからない?おすすめの経営方法を解説

2021年8月6日
コインランドリーの人件費図解

コインランドリー経営は人件費が掛からず、少ない手間で稼げる副業として注目を集めています。しかし、今の時代にコインランドリーで稼げることが信じられない方もいるでしょう。この記事ではコインランドリー経営の仕組みや、副業におすすめな理由を解説します。

コインランドリーの経営は安定的に稼げる副業として注目を集めています。店舗経営と聞くと難しく感じるかもしれませんが、その心配は不要です。コインランドリーは無人で営業することが一般的なため、人を雇わずに人件費ゼロでも運営することができます。

この記事では、副業としてのコインランドリー経営について解説します。少ない手間で安定して稼げる副業をお探しの方はぜひ参考にしてください。

コインランドリー経営はコンスタントな収益が見込める

コインランドリー経営は少ない手間でコンスタントな収益が見込めるビジネスです。しかし、家庭用洗濯機が普及した現代でコインランドリーの需要があるのかと疑問に思う方もいるでしょう。
ここでは、コインランドリー経営の概要について解説します。

店舗数・市場規模は右肩上がり

コインランドリーの店舗数は年々右肩上がりで増加しており、それに伴い市場規模も増大しています。市場拡大の背景にあるのはニーズの多様化です。夫婦共働きの世帯が増え、週末にコインランドリーでまとめて洗濯をする家庭も少なくありません。

厚生労働省の調査によると、全国のコインランドリーの店舗数は1996年(平成8年)の時点で10,228件、それが2013年(平成25年)には16,693件まで増大しました。[注1]
以降は行政による調査は実施されていませんが、業界情報誌「ランドリービジネスマガジン」の独自調査によると2019年度で約21,500件と推計されています。[注2]

また、2016年度には770億円であった市場規模も年々伸長し、2020年度は1,004億円に達する見込みです。[注3]コインランドリー市場はまだ飽和状態にはなっておらず、市場拡大は今後も続くと予想されています。

[注1]厚生労働省【コインオペレーションクリーニング営業施設に関する調査】
[注2]ランドリービジネスマガジン:NEWS 最新2019年度のLBM予測値まとまる・コインランドリー施設数「21,500」
[注3]株式会社矢野経済研究所:サービス産業に関する調査を実施(2020年)

投資目的でコインランドリー経営を始める人も多い

ニーズの多様化、市場規模の拡大を見越し、投資目的でコインランドリー経営にチャレンジする人も増えています。コインランドリーの経営は初期費用こそ高額ですが、ランニングコストが低く、維持管理に手間も掛かりません。

コインランドリーは人件費ゼロでも運営できる

コインランドリー経営の大きな特徴は人件費が掛からないということです。原則として全てセルフサービスの運営形態となりますので、お会計や接客の対応も必要ありません。オーナー自身で店舗の運営を行えば収益を最大化させることができます。

人を雇わなくても営業できる

コインランドリー経営の日常的な管理業務は店内の清掃、設備の点検、洗剤の補充、売上金の回収です。実作業としては1日当たり1時間~2時間程度で済みますので、管理者が1人いれば十分こなすことができます。本業の傍らオーナー自身が管理業務をこなすことができれば、人件費は一切かかりません。
また、仮に人を雇用する場合も、アルバイトで十分間に合うでしょう。

人件費が掛かったとしてもコストが低い

もちろんアルバイトを雇用して管理を任せても問題ありません。仮に時給1,100円で契約して1日2時間作業してもらったとしても、ひと月の人件費は6万円前後です。自身の手取り分の利益は十分確保することができるでしょう。

コインランドリー経営が副業におすすめの理由3つ

おすすめの経営方法図解

副業としてコインランドリーの経営をおすすめする理由は以下の3つです。

  1. 経営の手間が掛からない
  2. 収益率が高い
  3. 景気変動の影響を受けにくい

それぞれの理由について解説していきます。

1. 経営の手間がかからない

1つ目の理由は経営の手間が掛からないことです。先述したように、コインランドリーの日常業務はそれほど多くありません。オーナー1人で運営することも不可能ではなく、その場合は人の雇用やそれに伴う人材教育も不要です。

定期的な仕入れや在庫管理が必要なものも洗剤くらいしかなく、店舗経営が初めての方でも問題なく業務をこなすことができるでしょう。また、コインランドリーは現金商売ですので、売掛金の回収などお金周りの面倒事もありません。

2. 収益率が高い

2つ目の理由は収益率が高いことです。コインランドリーの原価率は約25%、つまり残りの75%が粗利となります。一般的にコインランドリーの客単価は600円〜1,000円ですので、1名利用する度に450円~750円程度の粗利が出る計算です。

コインランドリーはランニングコストも安く、最終的な利益率として10%~15%程度が期待できます。人を雇わなければ人件費は発生せず、それ以外の固定費は店舗の賃料や水道光熱費程度です。

3. 景気変動の影響を受けにくい

3つ目の理由は景気変動による影響を受けにくいことです。洗濯は日常生活の中で必ず行うものですので、景気の良し悪しで需要が変化するものではありません。

季節や天候による売り上げの増減はありますが、景気が悪いから売り上げが下がるということはないでしょう。経済状況や外的要因に左右されにくく、安定した収益が見込めることもコインランドリー経営の魅力です。

人件費ゼロのコインランドリー経営にチャレンジしよう

コインランドリー経営は少ない手間でコンスタントに収益を上げることができるビジネスです。今後も成長が見込まれる業界ではありますが、それと同時に競争が激しくなることも予想されます。副業としてコインランドリー経営に乗り出すなら今がチャンスです。

株式会社センカクではフランチャイズ加盟店のアフターサポートも充実しています。人件費ゼロでも運営できるコインランドリー経営にチャレンジしてみましょう。

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