トランクルームでスッキリ賢く収納、断捨離も叶う第二の部屋

2019.02.04
収納・保管
トランクルームで賢く収納

トランクルームとは

トランクルームという言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。トランクルームというのは荷物を預けて収納しておく施設で、いわば貸倉庫のような物です。個人や企業で普段使用しない荷物を一時的に預けることができます。使用方法としては個人または企業で貸主と契約をし、利用料を支払う形で利用します。

預ける物は、個人では大型の家具や電化製品、企業では使わない書類や在庫品を預けるという場合が多くなっています。またアウトドアやレジャー用品、季節の行事用品もシーズン中だけで他の季節は収納に場所を取って困るという人が多く、トランクルームに預ける物の上位に入っています。特にスキー用品やダイビング用品、ひな人形やこいのぼりはスペースを取りがちなので、賃貸に住んでいる人や収納スペースがない家に住んでいる人などは置き場に困ることもありますが、トランクルームに預ければ家の中がすっきり片付けられます。

アルバムや写真、CDやDVDもどんどん溜まっていってしまうので収納場所に悩みがちですが、トランクルームに預けると悩みは解決します。普段はあまり使用しない和服や人形、ぬいぐるみや大型の楽器、例えばピアノなども預けることができます。引っ越しや住み替えの場合の荷物の一時保管場所として使用する場合もあります。

なお長期間だけでなく短期間だけに荷物を預けることもでき、自分の状況に合わせて期間を決められる所が便利です。海外へ転勤になった場合や国内で数年間転勤するという場合に長期間の契約をしていく人もいます。このようにトランクルームは部屋が狭いので荷物が入りきらないという場合や、転勤で数年間移動するという場合の荷物の一時預かり所として人気です。その他にも個人の遺品を取っておく場合に使われたり、思い出の品や趣味の品を保管したりする場所としても人気です。

トランクルームの広さと収納量の目安

トランクルームを借りる場合、初めてだとどの大きさを借りれば良いのか迷ってしまうことが多いです。いざ借りてみたら小さくて入りきらなかったり、大きすぎてスペースがたくさんあまり、賃料が無駄になってしまったりする場合もあります。そのため、広さだけでなく高さや空間を考慮しましょう。物によっては荷物を空間いっぱいに積み上げて収納することができるので、一見狭そうに見えてもたくさんの量を収納できる場合もあります。

トランクルームの広さと収納量の目安を挙げると、1人暮らしの小物や書籍、衣裳ケースといった身の周り品の保管にはトランクルーム0.5畳分の広さが適しています。家具や家電製品の収納には向いていませんが、収納のないワンルームに住んでいる場合などに活用をすると便利です。1人暮らしで洗濯機や冷蔵庫、テレビといった荷物が少ない人の場合は広さ1畳のトランクルームが適しています。こちらは段ボール約10個分の荷物を保管することができます。

ベッドや洗濯機、冷蔵庫に棚や衣裳ケースなど荷物が多い単身者向けには1.5畳の広さがおすすめです。カップルや2世帯向けの荷物の収納には2畳の広さが良いでしょう。ダブルベッド、冷蔵庫から洗濯機といった家具や電化製品や、自転車も収納できます。3人以上の家族向けには3畳ほどの広さが適しています。冷蔵庫に洗濯機、テレビといった基本的な家電製品からダイニングテーブル、ソファといった大型家具も収納することができます。大家族で2LDKのようなマンションに住んでいる場合、引っ越しなどで使用する際の大きさは5畳が適しています。冷蔵庫、洗濯機から洋服ダンス、食器棚なども余裕で入れることができます。

トランクルームを効果的に使うために

トランクルームは平面ではなく空間をうまく利用し、効率的に収納するようにします。収納する際にやみくもに詰め込んでしまうと、出し入れがおっくうになり入れっぱなしになってしまう恐れがあります。また、長い間閉め切ったままでは湿気が内部に溜まり、中の物が傷んでしまう場合もあるので注意しましょう。

荷物を収納する際には物と物の間に少し隙間を作り、使用頻度の高い物は手前に収納するようにすると出し入れが楽になります。しばらく取り出す予定のない物は奥の方へ、重い物は下の方へ入れる順番を考慮して入れるようにします。棚やラック、箱などを利用して賢く収納するのがコツで、棚を使えば高い所にも収納することができます。

カゴなどを使えば、こまごました物をまとめて収納する際に便利です。ファイルなど仕事で使う大切な書類も箱などを用意してきちんと分かるようにしておきましょう。外から見た時に何が中に入っているのか、すぐに分かるようにラベルやシールを貼っておくのも一案です。洋服や家財に虫がつかないように防虫剤を入れておくと安心です。

1畳や2畳と聞くと狭いようなイメージがありますが、実際に物件を見てみると考えていたよりもスペースがあるので驚く人もいます。契約する際には実際に現場を見学してから決めるようにしましょう。その時にあらかじめ自分の家の家具や電気製品の大まかなサイズを測っておくと現地見学もスムーズに行えます。そして何のためにトランクルームを使用するのか、利用目的をはっきりさせておくことが大切です。見学する際には広さやサイズだけでなく駅からの近さ、周りの環境など立地条件もチェックしておく必要があります。車などがない場合は徒歩で荷物を運ぶことになるので、駅からの近さは重要なポイントになります。

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