トランクルームの上手な使い方

2019.02.08
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トランクルームの上手な使い方

トランクルームの3つのタイプ

トランクルームを上手に使うために、まずは3つのタイプについて知っておきましょう。細かく分ければ店舗によって色々なタイプがありますが、基本的には次の3つに分かれます。

1つ目は屋外型です。駐車場のようなスペースにコンテナが置いてあって、それを借りるタイプです。大きめの荷物を預けるのには便利ですが、基本的に空調設備などはないことが多いので、気温や湿度の変化でダメージを受けやすいものの保管には向かないのが欠点です。比較的郊外に多いので、自家用車を所有していない人には不便を感じることもあります。

2つ目は屋内型です。建物の中にあるロッカーや部屋を借りるタイプで、部屋の広さも色々あります。空調が完備されていて24時間出し入れ可能な店舗が多く、利便性が高いタイプです。

3つ目は配送型です。上の2つと比べるとマイナーですが、荷物の出し入れを運送業者などに依頼して行うタイプです。荷物を運ぶ労力を削減できるというメリットはありますが、荷物を出し入れする度に配送料がかかるので、屋内型や屋外型よりコストがかかります。

預ける荷物にもよりますが、色々な用途に使い勝手がいいのは2つ目の屋内型となります。もちろん、使い方によっては屋外型や配送型にもメリットはあるので、自分の用途にあったトランクルームを選ぶことが、上手に使うための第1歩です。

どんなものを預けられるのか

何を預けるかということも、トランクルームを上手に利用するためにとても重要なことです。24時間出し入れ自由なトランクルームが自宅の近くにあるといった場合には、しばらく使う予定がないものは何でも収納するという使い方も良いです。しかし実際にはトランクルームが自宅のすぐ近くにあるというケースは少ないです。現実的には、数ヶ月以上は使う予定がないものをしまうことになることが多いです。

そこで、最初に候補に挙がってくるのがシーズンものです。衣替えをした衣類などはもちろん、夏にしか使わない海水浴に使う道具や、冬にしか使わないスキーやスケートの用具といったものは、オフシーズンには預けておくと部屋の収納スペースを圧迫することがなくなり便利です。スペースに余裕があれば、夏の間は冬布団を収納してしまうのもいいでしょうし、ストーブなどもしまっておけます。

ただ、注意点としては、空調設備がないトランクルームの場合には、痛みやすい衣類などを預けると後で着られなくなる可能性があります。精密家電なども同様です。屋外型のような空調設備がないトランクルームに預けるものは、温度や湿度の変化による劣化が起こりにくいものに限った方が無難です。

トランクルームを保管庫に使う

空調設備が整っているトランクルームは、自宅よりも物の保管に適した環境であるという可能性があります。このような場合、トランクルームは使わないものをしまう場所から、大事なものをしまう場所になることもあります。

例えば本が好きな人であれば、すぐに読み直すわけではないけど、いつかは読み返したいと思って処分することができない本が沢山あるという人もいるでしょう。本好きの人なら本棚はすぐに一杯になってしまうでしょうから、いつかは読み返したい本たちが部屋の隅に積んであったりすることも多いのではないでしょうか。しかし、本は積んでおくと痛みやすいですし、保管場所が良くないと、ホコリをかぶったり、色あせしたり、カビが生えたりといったトラブルにも見舞われます。空調完備のトランクルームなら、これらのトラブルとは無縁になります。

こういったトランクルームを保管庫の代用にするという使い方は、コレクターの方にもおすすめです。貴重なコレクションを大切に保管するためには、自宅よりもトランクルームの方が適していることもあります。コレクションは手元に置いておきたいアイテムですが、飾っておく場所にも限りがあります。手元に置いておくのは一部にして、その他は預けておくと安心です。後は、時々手元のものと収納しているものを入れ替えたりすると、コレクションを楽しむのに支障はありませんし、コレクションの収納場所の関係で家族とケンカになってしまっているといった人には家族融和にも役立ちます。

大事なものを保管するという点からは、卒業証書や卒業アルバムといった普段は使わないけど、捨てるわけにもいかないものも収納しておけます。家族の写真やビデオのような思い出の品も、毎日見るようなものではありませんが、捨てることはできないものです。こういったものも普段はトランクルームにしまっておいて、親戚が集まったときや、家族の記念日などに持ち出すようにすれば、保管場所にも困りませんし、知らないうちにカビが生えてしまったりすることもありません。トランクルームを単なる収納場所としてだけでなく、大事なものを保管する場所に使うというのは、かなりおすすめの使い方です。

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