収納法を工夫して便利にトランクルームを使う

物を収容するために家の外の有料スペースを利用する

日々の生活を送る中で、あまり使わないものの、捨てられない物や捨てたくない物は自然と増えてきてしまうものです。そのような物は定期的に見直しをして、使わないと判断した物はすぐに捨ててしまうのが良いのですが、それでも整理しきれずに物が多い状況を改善できないことが多々あります。郊外の広い住宅ならスペースに余裕があるためあまり問題にはなりませんが、狭いと感じている住まいの場合はきちんと物を整理しなければ、毎日の生活に支障が出てしまう可能性もあるので問題です。

そのような場合に有効なのは、収納法を工夫して同じスペースにより多くの物を収納することです。収納法を工夫すると、使っていなかった空きスペースが活用できて、今まで収納できなかった物も整理できます。どう見ても整理できないと思える状況でも、工夫次第できれいに整理できるでしょう。

しかし、いくら収納法を工夫しても、現在のスペースでは物が収まりきらないこともあります。そうなると整理する意欲もなくなり、家の中が乱雑な状態に陥るので注意をしなければなりません。生活する場を整理しておかないと、必要な物が見つけられないだけではなく、つまずいたりぶつかったりして怪我をしたり物を壊してしまったりする可能性があります。

それでは、持っている物に比較して、収納スペースが狭い時にどうすればよいのかというと、トランクルームを活用するのが効果的です。トランクルームならば、手頃な料金で必要なスペースが手軽に借りられます。さまざまなサイズのトランクルームが数多くあるので、収納したい物に合わせたスペースが利用できます。最近では、室内で空調管理もされている場所があります。24時間万全なセキュリティ体制となっており、トランク内も明るい照明がありますので、女性でも安心して使用できます。

トランクルームを利用する時も収納法を工夫する

トランクルームを利用する際は、きちんと収納する物を把握しておく必要があります。家の空きスペースに置くように無造作に置いてしまうと、どこに何があるのか分からなくなって、あること自体を忘れてしまうことになります。また、何を預けているのか明確にしておかないと、同じ物をいくつも買ってしまうことになります。このようなことを発生させないためには、トランクルームで物を出し入れするたびに詳しい記録を残し、何を預けているのか、すぐに分かる状態にしておくことが求められます。

そして、使用しているトランクルームのスペースは一目で何がどこにあるのか分かるようにしっかりと整理しておく必要があります。何も考えずに置いておくだけでは、せっかく借りているスペースが有効に使えないだけではなく、目的の物を見つけたり収納したりする際に手間が掛かってしまいます。整理整頓を意識した収納法を使うようにすると、限られたスペースが有効に活用できますし、物を出し入れする際の負担も減って便利です。物を箱に入れて複数の物を収容する時も、中身が分からないような箱ではなく、透明のケースや色違いのケースなどを使い、分かりやすくなる工夫をするようにしましょう。さらに、箱に入れてある物についてを書いた紙などを貼っておけば、箱の中を改めなくても済むようになります。

トランクルームを活用し続けるためには

家の中にある邪魔な物を優先してトランクルームに収納することになるため、重い物を持って行きがちになります。その結果、トランクルームの低い場所ばかりに置いてしまうこともありますが、その点も工夫をしなくてはなりません。低い場所だけではなく、高い場所も意識した収納法を考えることが重要です。

普通の人の背丈よりも高さのあるスペースが提供されることも多いので、簡単な脚立などを使って、効率的に高い場所にも物を収納するようにしましょう。高い場所に置いておくと落ちた時に問題がある物は低い場所に置いておくべきですが、できるだけ高い場所を使うようにすると、思っていた以上に物を収納できるようになります。他にも、利用頻度や季節、イベントなどとの関係も考えて物を収納すれば、便利にトランクルームが使えます。

トランクルームを使うようになって最初は活用していても、収納法や使い方が良くないために次第に利用頻度が減って、ただの物置になってしまうことも珍しくありません。それではせっかく物を収納するために用意した環境を無駄に使うことになります。収納法などを工夫して便利に使えるようにするとともに、あまり有効活用できていないと感じた時は、使い方などを再検討することも大切です。また、預けていてもやはり使わないと判断した物は、積極的に処分することも忘れてはいけません。

比較的安い料金で利用できるものの、長期間使用するには無視できない金額となりますから、定期的に中の様子や使用頻度などを調べておくようにします。他の人も利用する施設なので、状態の悪い物は外に出したりといった配慮も必要となります。