代表挨拶 MESSAGE
本当に社会に役立つ価値を提供するために
私は、1971年、主婦の三大労働を軽減させることを経営理念に株式会社ナックを創業しました。「お掃除革命」をコンセプトに、ナックのダスキン事業を日本一の規模に育て上げ、四畳半の事務所からスタートした会社を東証1部上場企業にまで成長させました。ナックでは、消費者のお困りごとを担うという使命を果たすべく、ほかにもさまざまな革命的事業に挑戦してきました。宅配水のクリクラで業界トップを射止め、住宅事業のレオハウスでは「日本の住宅は高すぎる」というキャッチコピーのもと、2万1千棟の住宅を販売しました。
その私が2016年に立ち上げたのが当社です。お掃除で革命を起こしたように、次は洗濯で革命を起こしたい。そんな強い思いで、この会社を「センカク」と名付けました。洗濯という労働は、かつてに比べればだいぶ楽になったように思えます。しかし、家庭用の洗濯機で一度に洗える分量は限られています。共働きの4人家族が日々洗濯に費やす時間を考えてみてください。これを週末の1時間でまとめて行えるようになれば、空いた時間をもっと有意義なことに使えるはず──それが「洗濯革命」です。
創業の原点となったこの精神を胸に、当社の社員全員が次なる「革命」を起こすべく日々努力を続けています。センカクの基本理念は「生活密着」そして「お役立ち」です。生活者の気持ちに寄り添うからこそ、本当に社会に役立つ価値を提供できる。私たちはそう信じています。
代表取締役会長
西山由之 経歴
株式会社ナック(東証一部上場)創業者・名誉会長。経団連幹事。 22歳で社員食堂請負業を起業、事業は順調だったが、ダスキン創業者鈴木清一翁に出会い、ダスキンの販売ディーラーに転身。1971年、東京町田に株式会社ナックを設立し多角経営に乗り出す。’95年ジャスダック上場、2年後に東証二部に上場、更に2年後、東証一部昇格、そのまた2年後、経団連入会、続いて2年後、経団連理事となる。’10年紺綬褒章受章。’14年経団連幹事、’16年日本コインランドリー協会理事長、’20年経団連常任幹事。著書に小説『改革の波濤』『天使の歌声』他3冊。